プログラミング言語と私
社会人一年生の時に富士通FACOM(所謂オフィスコンピューター=オフコン)上で走る交通費計算用COBOLプログラムを見たことが今でも印象に残っています。そのプログラムは保存用にドットインパクトプリンタでわざわざ紙に印刷されていました。それらを見たことが切っ掛けでコンピューターの道に進んだようなものです。
20年以上前の専門学校でプログラムを学ぶと言ったら、C言語しかないぐらいの勢いだった記憶です。先生はパンチカードでプログラムを組んでメインフレームコンピューターで実行する仕事をされたことがある方でした。一瞬でプログラムの間違いを見抜かれ感嘆したものです。
専門学校を卒業して社会人に復帰した後、とほほのPerl入門を読みましたが全く歯が立たずでした。ラクダ本など余計に歯が立たず。それから随分と経ってから、Perl入学式で手ほどき受けて、今では苦手意識が薄れました。Perlは色々な書き方ができて実に面白いです。多様性を言われるならPerlの方が先進的ではないかと思ってしまうぐらいです。しかしながら最近は職場でも主役の座をPythonに奪われつつあり寂しい限りです。
失職した時に職業訓練学校でJavaを学んだ時は、オブジェクト指向が新鮮でした。プログラム上で仮想の実体を作ってそれに色々な機能を付ける考え方はすんなりと頭に入りました。現実世界の有り様をプログラムの世界に持ち込むなんて面白い、と当時は思ったものです。
でも私はやっぱりシェルでどうにか料理してしまうのが一番好きです。